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デジタルノイズキャンセリングがすごい
先日、デジタルノイズキャンセリング機能のついた携帯音楽プレイヤーを購入した。

駅のプラットフォームなど、ざわついた場所で電源を入れた瞬間、
周囲の喧騒が一瞬で静寂に変わる。
音に慣れてくると、全くの静寂ではなく、わずかなサーッというホワイトノイズと
構内や社内アナウンス、電車の走行音がずいぶんと遠くに聞こえる。

交通量の多い交差点などでは、通り過ぎる自動車やトラックは
すべて電気自動車にでもなったかのように感じられる。

実際のところ確かに快適で、近くで大声で話している人がいても、一向に気にならない。
おかげでこの音楽プレイヤーを使用した初日は電車の駅を見事に乗り過ごしてしまった。

このノイズキャンセリングがどのような仕組みになっているのかというと、
周囲の音をイヤホン内臓のマイクで拾い、その音の波形を瞬時に解析し、
その音とは逆位相の音の波形(反対の波形をした音)をつくり、
互いの音をぶつけることで打ち消しあう。

ノイズキャンセリングの原理は1970年代頃から語られていたようだが、
アナログ処理をしていた頃は、
リアルタイムで正確な逆位相の音の波形を作るのは困難だったようだ。
それがIT分野の技術革新もあって、デジタル処理になり、
リアルタイムで正確に逆位相の音を作れるようになった。

今では1万数千円払えば、周囲の騒音を98%、
数万円払えば99%以上の騒音をカットできる。

公共交通機関での移動や座って作業をする際には問題ないが、
乗り物を運転しながらとか、歩きながらとかの使用は、
周囲の音が本当に聞こえ難くなるため、控えた方がよさそうだ。
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by trident-it | 2014-01-31 23:54 | 名状しがたいITのようなもの