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Unity使ってみた
Unityという、PCやスマートフォン、家庭用ゲーム機などで動作する
マルチプラットフォームなゲーム開発エンジンがあります。

最近はゲーム以外の業種でも活用が進められている、話題の開発環境です。
情報系学科なので、ゲーム以外での活用を目指したいところです。

先日、どこのTV番組だったかで紹介されているのを目にしたのですが、
Yahoo! JAPANの開発した「ヤフートレンドコースター」という、
Webの検索履歴をベースにコースを自動生成し、
ジェットコースターで駆け抜けるという体感型の装置があるそうです。

おそらくUnityをベースに、Oculus Riftというヘッドマウントディスプレイを
組み合わせて制作されています。
アクチュエータなども付いた筐体にパッケージングされているので、
映画館でいうところの4Dといった感じといえばわかりやすいでしょうか。

そんなUnityを使って卒業制作に取り組む情報系の学生が出てきたので、
講師の方も勉強がてら、触ってみました…という話です。

UnityにはAsset Storeなるものが用意されていて、無料で利用できる
3Dのキャラクタやモーション・背景素材なども充実しており、
プログラマ一人でも、十分に本格的なゲーム制作が可能になっています。

手始めに、学校が定期購読をしている「日経ソフトウェア」11月号の
「もっとユニティちゃんで遊ぼう!」という記事を見て
障害物ゲームを作ってみましたが、ちゃんとできました!

小一時間程度で、ここまで本格的な3Dゲームができるとは思いませんでした。
いやー、技術の進歩はすごいですね!

ちなみに「ユニティちゃん」というのは、
Unityを開発した会社の日本支社が生みの親のキャラクターです。
基本的に無料で利用でき、二次創作などの同人活動にも利用できます。

また、開発に使ったPCは、
3Dがバリバリ動く高価なグラフィックボードを積んだワークステーション
…ではなく、2013年度入学の情報系の学生に配布したノートPCで行いました。
全然ストレスなく開発でき、ユニティちゃんも元気に動いていました。

こうも簡単に3Dキャラクタを召喚できるとわかれば
欲が出てくるもので、いよいよオリジナルアプリの作成へ。

次はみんな大好き、初音ミクさんを召喚…と思ったのですが、
2011年に晋遊舎というところから出版された
「MMDセカンドパック」というムック本が家にあることを思い出し、
付録DVDについていた3Dモデルを召喚することに。

当時、MMD(MikuMikuDance)がマイクロソフトのKinectで
モーションキャプチャが身近に体験できるようになったということで
参考資料として購入したわけですが、長いことお蔵入りしていました。

付録DVDの「開封の儀」から始めて…って、まだ新品かい!
というツッコミをよそに、粛々とデータをPCにコピーし、
MMDモデルをUnityで使えるようにする方法をGoogle先生に聞いて、
何とかなったのがこの画像です。
e0222779_1226166.png

カーソルキーで首を左右に振る動作をするだけの作品です。
プログラムはわずか5行だけです。

さらっと書きましたが、
MMDでモーションを付けたり(初めてです)、
モデルデータのコンバート方法が2つあって、
どちらが使い勝手が良いか検証したり、
Unityでの開発のお作法を学んだり、
この一週間の成果になります。

それでも「つくもたん」がかわいく微笑んでくれたので
すべてが報われた気持ちになりましたとさ。
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by trident-it | 2014-10-31 23:24 | 徒然なる日常